法安寺 (愛媛県西条市) 古代寺院跡

推古天皇の御代(593~628年)に46ヶ寺が全国に開創された
といわれている。その中に、飛鳥寺、法隆寺、四天王寺などがあるが、
伊予国では、596年開創の法安寺、598年開創の湯之町廃寺が
存在したと伝えられている。
この法安寺の跡地には金堂跡礎石、塔礎石が残され、開創時期は確定
していないが、存在は確定されている。
法安寺は、聖徳太子の命で、豪族越智益躬の開創と伝えている。

享保年間(1716~35年)庵が建立され、現在の法安寺の始まり
となっている。
現在、ボタンの名所として知られている。

<全国のお寺一覧>

(1)寺名:法安寺(ほうあんじ)
(2)住所:愛媛県西条市小松町北川157
(3)山号:主布山 (4)宗派:高野山真言宗
(5)開創:享保年間 (6)本尊:薬師如来
(7)その他
1)法安寺跡:国指定史跡
2)訪問日:2019年10月6日


1全景(38-0314)(00)法安寺 (1).JPG
                  全景

2境内(38-0314)(00)法安寺 (2).JPG
                  境内

3本堂(38-0314)(00)法安寺 (4).JPG
                  本堂

4塔跡(38-0314)(00)法安寺 (10).JPG
                  塔跡

5古代寺院法安寺推定図(38-0314)(00)法安寺 (7).JPG
              古代寺院法安寺推定図


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