安養寺 (奈良県大淀町)

大淀町中増集落にあって、周囲に茶畑が広がる中に安養寺は
建っている。
この地区で栽培されているお茶を<増茶(ましちゃ)>と
呼んで、大和茶の仲間である。
江戸時代後期、増茶の製法を宇治から伝えた籠屋忠次郎の
追慕墓が鐘楼の傍に建っている。

権現堂に祀られている蔵王権現立像は藤原時代の造像で、吉野
地域では最古の蔵王権現像といわれている。

<奈良県のお寺一覧>

(1)寺名:安養寺(あんようじ)
(2)住所:奈良県大淀町中増724
(3)山号:浄土山 (4)宗派:浄土宗
(5)開創:不詳 (6)本尊:阿弥陀如来
(7)その他
1)蔵王権現立像:町指定文化財 12世紀 像高34cm
2)訪問日:2020年10月13日

1山裾に安養寺(29-753)安養寺 (1).JPG
               山裾に安養寺

2安養寺遠景(29-753)安養寺 (2).JPG
                  遠景

3増茶畑(29-753)安養寺 (14).JPG
                 増茶畑

4全景(29-753)安養寺 (3).JPG
                 全景

5外観(29-753)安養寺 (4).JPG
                 外観

6本堂(29-753)安養寺 (13).JPG
                 本堂

7権現堂(29-753)安養寺 (7).JPG
                 権現堂

8籠屋忠次郎追慕墓(29-753)安養寺 (8).JPG
              籠屋忠次郎追慕墓

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