瑞雪院 (滋賀県高島市) 北方領土探検家・近藤重蔵の菩提寺

江戸時代末期、北方領土や蝦夷(北海道)を探検し、択捉島に
標柱を立て、領土化など北方防備に貢献した近藤重蔵の菩提寺
が瑞雪院である。
近藤重蔵は江戸の武士であったが、晩年不遇に遭い、現在の
高島市勝野にあった大溝藩に預けられ、この地で亡くなっている。
北方領土問題では、欠かすことのできない人物である。

瑞雪院は、隣に建つ円光寺の塔頭で、江戸時代初期の開創と
いわれている。
山麓にあって、静寂に包まれたお寺である。

<滋賀県高島市のお寺一覧>

(1)寺名:瑞雪院(ずいせついん)
(2)住所:滋賀県高島市勝野2066
(3)山号:輝雲山 (4)宗派:臨済宗東福寺派円光寺の塔頭
(5)開基:分部光勝 (6)開創:江戸時代初期
(7)本尊:薬師如来
(8)その他
1)近藤重蔵墓所:市指定史跡
2)梵鐘:市指定文化財 桃山時代
3)訪問日:2015年6月24日

1参道(25-5506)(00)瑞雪院 (2).JPG
                瑞雪院参道

2全景(25-5506)(00)瑞雪院 (5).JPG
                 瑞雪院

3円光寺(25-5507)(00)円光寺 (10).JPG
                 円光寺


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