長安寺 (山梨県都留市)

都留市街地の長安寺山麓に、色鮮やかな山門を構えるのが長安寺である。
室町時代、この地域の領主で谷村城主小山田氏の別荘跡に、1582年
谷村城主となった鳥居元忠が長安寺を1585年開創している。
鳥居元忠と言えば、1600年<関ヶ原の戦い>の前哨戦となった
<伏見城の戦い>で討死し、<三河武士の鑑>と言われた家康の忠臣で、
短い期間ではあったが、都留にゆかりがあるとは。

本堂は1725年再建されたもので、年代が判明している堂宇として
都留市最古・最大である。

<山梨県のお寺一覧>

(1)寺名:長安寺(ちょうあんじ)
(2)住所:山梨県都留市上谷3-6-30
(3)山号:禅定山 (4)宗派:浄土宗
(5)開基:鳥居元忠 (6)開山:感貞
(7)開創:1585年 (8)本尊:阿弥陀如来
(9)その他
1)本堂:県指定文化財 1725年
2)茶壺:市指定文化財 室町時代 常滑焼
3)訪問日:2021年3月24日

1長安寺山を背に山門(19-3501)長安寺 (2).JPG
              長安寺山を背に山門

2本堂(19-3501)長安寺  (3).JPG
                 本堂

3(19-3501)長安寺  (11).JPG

4観音堂と鐘楼(19-3501)長安寺  (8).JPG
              観音堂(左)鐘楼

5本堂前(19-3501)長安寺  (7).JPG
                 本堂前


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