久延寺 (静岡県掛川市) 小夜の中山

旧東海道の三大難所(箱根峠、小夜の中山峠、鈴鹿峠)の一つ、
小夜の中山に建つのが久延寺である。
<小夜の中山>を詠んだ西行の歌
<年たけてまた越ゆべしと思ひきや命なりけり小夜の中山>
また、西行を尊敬した芭蕉も句を残している。
<命なりわづかの笠の下涼み>

久延寺の開創は天平年間(729~749年)の開創と伝えるが、
詳細は不詳である。
久延寺には<夜泣き石伝説>や、掛川城主山内一豊が、関ヶ原へ向う
徳川家康をもてなした話など、古刹にまつわる由緒が残っている。

<静岡県のお寺一覧>

(1)寺名:久延寺(きゅうえんじ)
(2)住所:静岡県掛川市佐夜鹿291
(3)山号:小夜中山 (4)宗派:高野山真言宗
(5)開基:行基 (6)開創:天平年間
(7)本尊:聖観音
(8)その他
1)境内:市指定史跡
2)訪問日:2016年11月6日

1近辺(22-2218)(00)久延寺  (2).JPG
                  近辺

2山門(22-2218)(00)久延寺  (2).JPG
                  山門

3本堂へ(22-2218)(00)久延寺 (12).JPG
                 本堂へ

4本堂(22-2218)(00)久延寺 (8).JPG
                  本堂

5境内(22-2218)(00)久延寺 (11).JPG
                  境内

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7夜泣き石2世(22-2218)(00)久延寺 (7).JPG
               夜泣き石2世

8夜泣き石伝説(22-2218)(00)久延寺 (5).JPG
               夜泣き石伝説

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