当尾の石仏 (京都府木津川市加茂町) 藪の中三尊磨崖仏

浄瑠璃寺から岩船寺へ向って、府道752号を350mほどの
右手にある竹藪入口に、三体の石仏が彫られた磨崖仏がある。
この磨崖仏は、かって存在した随願寺塔頭・浄土院の本尊
と伝えられ、1262年の彫像で、当尾の石仏では在銘最古類
のものといわれ、近くにある首切り地蔵石仏と同年代である。
随願寺は廃寺となっているが、かっては西に浄瑠璃寺、東に
随願寺といわれ、大寺であったとか。

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(1)石仏名:藪の中三尊磨崖仏
(2)所在地:京都府木津川市加茂町東小上東谷57近辺
(3)形態:向って左に阿弥陀如来坐像、中央に地蔵菩薩立像
      右に十一面観音立像
(4)年代:1262年
(5)訪問日:2020年2月21日

1地図(26-0000)当尾地図3.jpg                 地図

2藪入口(26-67067)藪の中三尊磨崖仏 (14).JPG
                竹藪入口

3標識(26-67067)藪の中三尊磨崖仏 (3).JPG
                  標識

4説明板(26-67067)藪の中三尊磨崖仏 (7).JPG
                 説明板

5藪の中三尊磨崖仏(26-67067)藪の中三尊磨崖仏 (4).JPG
              藪の中三尊磨崖仏

6(26-67067)藪の中三尊磨崖仏 (11).JPG

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8随願寺跡(26-67067)藪の中三尊磨崖仏  (2).JPG
                随願寺跡

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