正法寺 (愛媛県宇和島市) 禅宗様の観音堂

お寺の仏堂建築様式は、大きく分けて、和様、大仏様(天竺様)、
禅宗様(唐様)に分類され、それらの折衷も多くなっている。
禅宗様は、禅宗が普及し始めた鎌倉時代から禅寺で多く見られる
建築様式である。
宇和島市の正法寺観音堂もその禅宗様で、愛媛県では最古類に
属する禅宗様であり、茅葺屋根の上からトタン板で覆い、茅葺の
損耗を防いでいる。
茅葺の姿を想像すると、周囲の風景と溶け込んだ姿が見事に浮かんで
くる。

<全国のお寺一覧>

(1)寺名:正法寺(しょうぼうじ)
(2)住所:愛媛県宇和島市三間町黒井地2285
(3)山号:歓喜山 (4)宗派:高野山真言宗
(5)開創:不詳 (6)本尊:如意輪観音
(7)その他
1)観音堂:県指定文化財 15世紀中頃
2)厨子:県指定文化財 16世紀前半
3)訪問日:2020年4月5日


1遠景(38-2703)正法寺 (1).JPG                 
                 遠景

2周辺(38-2703)正法寺 (5).JPG                 
                 周辺

3門前(38-2703)正法寺 (15).JPG                 
                 門前

4参道(38-2703)正法寺 (7).JPG                 
                 参道

5観音堂(38-2703)正法寺 (17).JPG
                 観音堂

6(38-2703)正法寺 (12).JPG

7(38-2703)正法寺 (11).JPG

8庫裡(38-2703)正法寺 (8).JPG                 
                 庫裡


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