長久寺 (福井県美浜町) 日向湖

若狭三方五湖の中で、唯一の塩水湖である日向(ひるが)湖は、江戸時代初期に
若狭湾との間に、日向運河が開削され、塩水湖となっている。
それまでは、若狭湾に面した日向浜が漁村として機能していたが、波浪浸食で
舟揚げが困難となり、漁民の小浜藩への願い出を受けて、藩が日向運河を開通
させ、それ以降は日向湖沿岸が漁村として発展した。
現在は、大型船は外海の漁港に、小型船は日向湖漁港を拠点にしている。
 
そんな日向湖東岸の小高い所に建つ長久寺は、南北朝時代初期に、夢窓国師に
よって開創されたという由緒あるお寺である。

<福井県のお寺一覧>

(1)寺名:長久寺(ちょうきゅうじ)
(2)住所:福井県美浜町日向10-66
(3)山号:橋坂山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開基:夢窓国師 (6)開創:南北朝時代初期
(7)本尊:地蔵菩薩
(8)その他
1)町指定文化財
  夢窓国師九条麻袈裟、涅槃図、十六善神図
2)訪問日:2017年5月2日

1日向湖(18-0512)(00)長久寺 (2).JPG
                 日向湖

2日向運河(18-0512)(00)長久寺 (1).JPG
                日向運河

3日向湖漁港(18-0512)(00)長久寺 (10).JPG
                日向湖漁港

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                長久寺外観

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                  門前

7本堂(18-0512)(00)長久寺 (8).JPG
                  本堂


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