金磯弁財天 (徳島県小松島市)恩山寺奥の院

小松島海岸の南端に、少し突き出た蓬莱山がある。
江戸時代に干拓されるまでは島で、陸地まで数百mあったといわれている。
延暦年間(782~806年)、弘法大師空海が恩山寺で修行していた時、
海に光るものを見つけ、島に渡り女神に遭遇し、女神が海を護る弁財天と
明かされたとか。空海はそこに弁財天を祀ったのが金磯弁財天の始まりと
伝えられている。

平安時代末期、源義経が屋島の戦いの前に上陸した地点とも伝承され、
また、江戸時代末期には黒船対抗の砲台が設置されたなど話題豊富な
地点である。

<徳島県のお寺一覧>

(1)寺名:金磯弁財天(かないそべんざいてん)
(2)住所:徳島県小松島市金磯町3-43
(3)山号:蓬莱山 (4)宗派:高野山真言宗
(5)開基:弘法大師空海 (6)開創:782~806年
(7)本尊:弁財天
(8)その他
1)四国八十八ヶ所霊場第18番恩山寺奥の院
2)アコウの自生地:県指定天然記念物
3)訪問日:2018年4月21日

1小松島海岸(36-1201)金磯弁財天 (15).JPG
                小松島海岸

2蓬莱山(36-1201)金磯弁財天 (14).JPG
                 蓬莱山

3弁財天堂(36-1201)金磯弁財天 (1).JPG
                弁財天堂

4アコウ(36-1201)金磯弁財天 (6).JPG
                 アコウ

5アコウ(36-1201)金磯弁財天 (7).JPG
           アコウ


この記事へのトラックバック