陽松庵 (大阪府池田市) 参禅道場

池田市北西部にあって、住宅地が迫る山麓に広大な境内を構えるのが
陽松庵である。
境内には池や木々が生い茂り、参禅道場の静かな空気が流れている。
陽松庵は、1351年名僧・夢窓疎石によって、現在の豊中市に開創
されたと伝え、300年後には廃れていた。
1713年、豪商の土地提供と徳島藩家老で洲本城代の稲田氏の伽藍
建立によって、現在地に1721年陽松庵は再興され、天桂禅師を
開山として中興された。
天桂禅師は<正法眼蔵>の研究者でもあり、また曹洞宗での異端者とも
いわれた僧であったが、多くの弟子を育てた禅師であった。

<大阪府のお寺一覧>

(1)寺名:陽松庵(ようしょうあん)
(2)住所:大阪府池田市吉田町179
(3)山号:少林山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開基:夢窓疎石 (6)開創:1351年
(7)中興:1721年 天桂禅師 (8)本尊:釈迦牟尼
(9)訪問日:2019年12月25日

01参道入口(27-0707)陽松庵 (4).JPG
                参道入口

02参道(27-0707)陽松庵 (6).JPG
                  参道

03全景(27-0707)陽松庵  (1).JPG
                  全景

04山門(27-0707)陽松庵 (9).JPG
                  山門

05開山堂(27-0707)陽松庵 (10).JPG
                 開山堂

06境内(27-0707)陽松庵 (16).JPG
                  境内

07(27-0707)陽松庵 (18).JPG

08本堂(27-0707)陽松庵 (2).JPG
                  本堂

09境内から五月山を望む(27-0707)陽松庵  (3).JPG
                境内から

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