金剛院 (愛媛県西条市)

石鎚山系の末尾根に位置する八堂山(197m)は、かって金剛院が建ち
八堂伽藍を構えることから八堂山の名が付いたとか。
八堂山には弥生時代の遺跡があり、公園として整備され、展望台もある。

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             金剛院へ右手に八堂山

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                 八堂山

金剛院は保元年間(1156~59年)の開創と伝え、戦国時代に兵火に
よって全焼したが、1658年西条藩主一柳氏によって、現在の山麓に
再興されている。
墓所に安置される七重石塔は、鎌倉幕府3代将軍・源実朝が1219年
暗殺されて後の50年忌に、実朝の後妻・本覚尼が建てた供養塔と
いわれている。
何故、金剛院に建立されたのか不詳である。

<全国のお寺一覧>

(1)寺名:金剛院(こんごういん)
(2)住所:愛媛県西条市福武甲1447
(3)山号:仏生山 (4)宗派:真言宗御室派
(5)開創:1156~59年 (7)中興:1658年 一柳直興
(7)本尊:不動明王
(8)その他
1)山門:市指定文化財 江戸時代前期
2)七重石塔:県指定文化財 鎌倉時代
3)訪問日:2019年10月6日


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                  全景

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                  参道

5山門(38-0308)(00)金剛院 (6).JPG
                  山門

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7本堂(38-0308)(00)金剛院 (11).JPG
                  本堂

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                七重石塔


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