光明寺 (三重県伊賀市古山界外)

旧名張街道沿いに、小高い山麓に建つ光明寺へ。
室町時代の灯籠形の地蔵石幢と地藏石像を拝観すべく訪れた。
地蔵石像には天文23年(1554年)の銘があり、地蔵石幢
の地蔵との類似からほぼ同時期の作と推定されている。
石幢の六面に地蔵尊が彫られた六地蔵であり、中世に多く
見られる。

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                  全景

1地蔵石幢(24-1243)光明寺 (7).JPG
             地蔵石幢

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                 地蔵石幢

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               地蔵石像

光明寺は、明応年間(1492~1501年)に真盛上人が
当地を訪れた時に、村人が帰依し、堂宇を建立したことに
始まると伝えられている。

<三重県のお寺一覧>

(1)寺名:光明寺(こうみょうじ)
(2)住所:三重県伊賀市古山界外28
(3)山号:古惣山 (4)宗派:天台真盛宗
(5)開創:1492~1501年 (6)本尊:阿弥陀如来
(7)その他
1)阿弥陀如来来迎図、地蔵菩薩図、逆手阿弥陀如来来迎図:
  市指定文化財
2)訪問日:2017年8月2日


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                  山門

5本堂(24-1243)光明寺 (11).JPG
                  本堂


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