堂の山薬師堂 (三重県志摩市) 汗かき地蔵

志摩半島東端の大王崎に位置する波切にあって、桂昌寺前の
小高い所に、堂の山薬師堂は建つ。
狭い境内には、薬師堂、地蔵堂などが建ち、<薬師如来>、
<汗かき地蔵>、<思案地蔵>などが祀られている。
薬師如来は波切村人の氏仏で、信仰の象徴となっており、
鎌倉時代初期の造像である。
汗かき地蔵は、天文年間(1532~55年)に漁師によって
引き上げられたと伝わる石像で、この地蔵尊が白い汗をかくと
吉事があり、黒い汗をかくと悪事があると言い伝える霊汗地蔵
で、旧正月には汗かき地蔵祭りの行われる縁日となっている。

<三重県のお寺一覧>

(1)堂名:堂の山薬師堂
(2)住所:三重県志摩市大王町波切490近く
(3)宗派:なし (4)開創:不詳 (5)本尊:薬師如来
(6)その他
1)薬師如来坐像:市指定文化財 鎌倉時代初期 像高90cm
2)訪問日:2019年4月20日

1大王崎灯台(24-32042)薬師堂 (7).JPG
                大王崎灯台

2外観(24-32042)薬師堂 (5).JPG
                薬師堂外観

3参道(24-32042)薬師堂 (1).JPG
                  参道

4境内(24-32042)薬師堂 (6).JPG
                  境内

5薬師堂(24-32042)薬師堂 (4).JPG
                 薬師堂

6(24-32042)薬師堂 (2).JPG

7地蔵堂(24-32042)薬師堂 (3).JPG
                 地蔵堂


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