妙法寺 (大阪府四条畷市) キリシタン教会跡

フランシスコ・ザビエルが1549年鹿児島に上陸し、1550年
京都に入って以降、キリシタンが増えていくが、1563年北河内
の73人が洗礼を受けて、北河内においても一挙に増え、最盛期には
6千名を超える河内キリシタン王国を築いている。
その中心地が、四条畷の岡山・砂地区で、砂教会が当時の領主・
結城氏によって建てられている。
しかし、豊臣秀吉のキリシタン締め付けにより衰退し、1617年
にその跡地に妙法寺が開創している。
江戸時代に入って、キリシタン禁制によって、多くの教会跡地に
お寺が建立された事例の一つである。

<大阪府のお寺一覧>

(1)寺名:妙法寺(みょうほうじ)
(2)住所:大阪府四条畷市砂360
(3)山号:蓮華山 (4)宗派:法華宗
(5)開基:日證 (6)開創:1617年
(7)本尊:十界曼荼羅

1門前(27-1602)(00)妙法寺 (9).JPG                    門前

2山門(27-1602)(00)妙法寺 (6).JPG                    山門

3境内(27-1602)(00)妙法寺 (8).JPG                    境内

4本堂(27-1602)(00)妙法寺 (7).JPG                    本堂

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