願成寺 (石川県加賀市大聖寺) 浄土真宗の古刹

浄土系宗派のお寺が集まる加賀市大聖寺市街地にあって、山門が一際目立つ
願成寺は、1377年,現在の茨城県石岡市柿岡町から大聖寺荻生町へ
移ってきたと伝えられ、蓮如上人の時代には重要な拠点として大いに
栄えたといわれている。
17世紀初頭の本願寺東西分立に伴い、真宗大谷派の願成寺が現在の
鍛冶町へ、浄土真宗本願寺派の願成寺(現在は洗心寺)が勅使町へと、
分立している。

石岡市柿岡町は、親鸞聖人が越後から常陸へ移り、稲田の草庵を
拠点として布教活動を展開した折にも、幾度となく訪れた地で、
その際に、親鸞聖人の弟子によって開創されたのが願成寺と
私は想像する。

<石川県のお寺一覧>

(1)寺名:願成寺(がんじょうじ) 
(2)住所:石川県加賀市大聖寺鍛冶町10
(3)山号:龍谷山 (4)宗派:真宗大谷派
(5)開創:不詳 (6)本尊:阿弥陀如来
(6)訪問日:2018年5月5日

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                 門前

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                 外観

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                 山門

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                 山門


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