慈恩寺 (岐阜県岐阜市溝口中)

慈恩寺は、山県蔵人の山県国盛・国成兄弟が父の13回忌追善供養の
ために、現在の山県市に1195年開創したと伝えられている。
その後衰微したが、1428年浄土宗のお寺として再興されている。
浄土宗のお寺として、本尊は阿弥陀如来であったが、
文明年間(1469~87年)に他のお寺の千手観音と交換され、現在も
本尊は浄土宗としては珍しい千手観音である。
この千手観音像は清水寺式千手観音で、頭上に2本の手で阿弥陀如来を
掲げる姿で、重要文化財に指定されている。

<岐阜県のお寺一覧>

(1)寺名:慈恩寺(じおんじ) 
(2)住所:岐阜県岐阜市溝口中138-1
(3)山号:玉保山 (4)宗派:西山浄土宗
(5)開基:山県国盛兄弟 (6)開創:1195年 
(7)本尊:千手観音
(8)その他
1)千手観音坐像:重要文化財 10世紀 像高103cm
2)訪問日:2018年10月3日

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                  全景

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                  山門

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                  鐘楼門

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                  境内

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                  境内

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                  本堂


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