宝心寺 (岐阜県中津川市付知町) 中部薬師霊場

下呂から中津川へ通ずる裏木曽街道(国道256号)の付知町(つけち)に
あって、虚空蔵山山麓に建つのが宝心寺である。
かっては、鎌倉時代初期に開創され大寺であったが、現在は廃寺となっている
大威徳寺の末寺として虚空蔵山頂に開創されたと伝えられているのが
宝心寺である。
廃寺となっていたが、1951年地元住民の発願により、真言宗の僧によって
現在地に再興されている。

中部四十九薬師霊場第36番の札所本尊となっている石造薬師如来は、
地元住民が付知川から発掘した石仏で、さすり仏として信仰を集めて
いるそうだ。
また、裏木曽街道から白川街道は里山を巡るドライブコースとして
お薦めである。

<岐阜県のお寺一覧>

(1)寺名:宝心寺(ほうしんじ) 
(2)住所:岐阜県中津川市付知町寺山7096
(3)山号:藤戸山 (4)宗派:高野山真言宗
(5)開創:不詳 (6)中興:1951年 
(7)本尊:薬師如来
(8)その他
1)中部四十九薬師霊場第36番
2)十六羅漢図:県指定文化財 南北朝時代 明兆筆
3)訪問日:2016年6月3日


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                門前から

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                 山門

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                 本堂

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                 境内

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                 薬師堂


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