西禅院 (和歌山県高野町高野山) 高野山子院

西禅院は平安時代後期に開創されたと伝えるが、詳細は不詳である。
東国から京へ戻ったばかりの親鸞聖人62,3歳頃、聖人は高野山に
入り、西禅院の地に庵を結んで修行したといわれている。
もともと西禅院の本尊は観音菩薩であったが、聖人が自ら彫ったと
いわれる阿弥陀如来をその後本尊とした。

現代では、松下幸之助氏が長らく逗留されたことでも知られ、
また重森三玲氏の庭園でも有名である。

<高野山のお寺一覧>

(1)寺名:西禅院(さいぜんいん) 
(2)住所:和歌山県高野町高野山154
(3)宗派:高野山真言宗高野山子院 宿坊
(4)開基:明寂(隠岐入道) (5)開創:平安時代後期(1120年代) 
(6)本尊:阿弥陀如来
(7)その他
1)阿弥陀浄土曼荼羅図:重要文化財 平安時代
2)高野版木製活字:県指定文化財 鎌倉~江戸時代
3)訪問日:2016年10月20日


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                 門前

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                 山門

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                 客殿

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                 本堂


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