吉井寺 (広島県府中市上下町) 備後大仏

かっての上下町は、石見銀山の銀集積地として、1700年江戸幕府の天領
となり、代官所が設置された。
その初代代官が病を患った折に、吉井谷に祀られていた薬師如来の夢告に
より、薬を調剤し服用したところ完治し、代官は薬師如来を移座して
吉井寺を開創したと伝えられている。
それ以来、吉井寺は代官所の祈願寺となった。
この薬師如来坐像をいつしか<備後大仏>と呼ぶようになったとか。

<広島県のお寺一覧>

(1)寺名:吉井寺(よしいでら) 
(2)住所:広島県府中市上下町上下443
(3)山号:医王山 (4)宗派:真言宗御室派
(5)開基:曲淵市郎右衛門 (6)開創:1700年頃 
(7)本尊:薬師如来
(8)その他
1)薬師如来坐像:県指定文化財 鎌倉時代 像高148cm
2)訪問日:2018年4月29日

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                 本堂

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                 参道

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                 門前


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