昌蔵院 (京都市下京区) 仏光寺塔頭

真宗仏光寺派の本山仏光寺は1212年親鸞聖人の開創と伝えるが、
実質的な開創は、中興・了源上人が1320年山科から草庵を今比叡汁谷
(現在の京都国立博物館あたり)に移した頃とみられる。
その後、仏光寺は高田専修寺と共に浄土真宗の中にあって、一大勢力
となった。
その後、本願寺蓮如上人が勢力を伸ばし、1481年仏光寺のほとんどの
坊・末寺が本願寺に移り、残った六坊が仏光寺を支えた。
これ以降、本願寺が浄土真宗の中核となっていく。
仏光寺六坊の一つ角坊が昌蔵院である。

昌蔵院の開創は不詳であるが、14世紀前半とみられる。
現在は、仏光寺塔頭として仏光寺参道脇に建っている。

<京都市中京区、下京区、南区のお寺一覧>参照

(1)寺名:昌蔵院(しょうぞういん)
(2)住所:京都市下京区高倉通仏光寺下ル新開町397-5
(3)宗派:真宗仏光寺派本山仏光寺の塔頭
(4)開創:不詳 (5)本尊:阿弥陀如来
(6)その他
1)庭園:7代目小川治兵衛の作

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                 仏光寺参道

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                  昌蔵院

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