長性院 (京都市下京区) 仏光寺塔頭

長性院は、1313年現在の東山区今熊野の地に、空信が開創し
西ノ坊と呼ばれていた。
1327年親鸞聖人開創と伝わる興隆正法寺が仏光寺となり、浄土真宗では
大きな勢力となり、西ノ坊もその一翼であった。
1481年本願寺の蓮如上人に帰依した仏光寺の多くの末寺が本願寺の
末寺となったが、西ノ坊など6坊は仏光寺にとどまっている
この時から本願寺が浄土真宗の中核となった。

1586年仏光寺が現在地に移ると、西ノ坊も現在地に移り、1633年
長性院として仏光寺の塔頭となっている。
仏光寺の塔頭群は参道の両脇に整然と建っている。

<京都市中京区、下京区、南区のお寺一覧>参照

(1)寺名:長性院(ちょうしょういん)
(2)住所:京都市下京区高倉通仏光寺下ル新開町397-12
(3)宗派:真宗仏光寺派本山仏光寺の塔頭
(4)開基:空信 (5)開創:1313年 (6)本尊:阿弥陀如来
(7)その他
1)一流相承絵系図:重要文化財 1326年

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                 仏光寺参道

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                  長性院

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