豊光寺 (京都市上京区) 相国寺塔頭

相国寺方丈の裏に建つ豊光寺は、1599年、前年に亡くなった豊臣
秀吉の追善供養のために、相国寺92世・西笑承兌が開創している。
西笑承兌は豊臣秀吉や徳川家康の外交僧的役割を担い、秀吉・家康の
帰依を受け、相国寺を再建し相国寺中興の祖と呼ばれた。
1600年には家康の命を受け、会津上杉氏との交渉に当たっている。
この時、家老直江兼続から西笑承兌に送られたといわれる書状が
<直江状>と呼ばれている。
直江状は物議を醸し、上杉氏は米沢へ減封されている。

豊光寺は通常非公開であるが、特別公開もある。

<京都市上京区のお寺一覧>

(1)寺名:豊光寺(ほうこうじ) 
(2)住所:京都市上京区今出川通烏丸東入相国寺門前町701
(3)宗派:臨済宗相国寺派大本山相国寺の塔頭
(4)開基:西笑承兌 (5)開創:1599年 
(6)本尊:釈迦牟尼

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                  山門


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