福勝寺 (滋賀県長浜市) 湖北10ヶ寺

元亀年間(1570~73年)における元亀争乱は、織田信長にとって
近江制覇の山場であった。
特に、浅井・朝倉氏、浅井氏と連携した一向一揆との戦いは近江湖北を
壊滅状態にし、湖北の寺々は兵火により焼失している。
その一向一揆で活動した湖北10ヶ寺の一つが福勝寺であり、その境内は
城塞化され(福勝寺城ともいわれた)、その遺構が一部現在も残っている。
しかし、織田信長軍によって鎮圧され、福勝寺も焼失している。
戦国時代における一向一揆は,各地で信長、家康などを悩ませた抵抗で
浄土真宗本願寺の歴史を知る上でも重要な戦いであった。

福勝寺は724年開創と伝える古刹である。

<滋賀県湖北のお寺一覧>

(1)寺名:福勝寺(ふくしょうじ) 
(2)住所:滋賀県長浜市大戌亥町543
(3)山号:笠置山 (4)宗派:浄土真宗本願寺派
(5)開創:724年 (6)本尊:阿弥陀如来
(7)訪問日:2018年6月24日

画像
                  参道

画像
                  総門

画像
                  山門

画像


画像
                  本堂


この記事へのトラックバック