多井寺 (三重県東員町) 観音もみじ

東員町瀬古泉を流れる藤川岸近くに、柵で囲まれ樹勢の衰えた
<観音もみじ>は樹齢300年といわれ、タカオカエデの一種である。
以前は樹勢旺盛であったが、部分的に枯れて一部伐採されたらしい。
かって、この地に観音堂が建っていたが、織田信長軍の兵火に遭い
焼失したが、観音像は村人により運び出され、近くの多井寺に
安置されたといわれている。
その跡地にもみじが植生されている。
その後、この観音像は東京の龍泉寺に移座されたといわれている。

多井寺の開創は不詳であるが、鎌倉時代初期の史料には
多井の観音と記されているらしい。

<三重県のお寺一覧>参照

(1)寺名:多井寺(おおいじ) 
(2)住所:三重県東員町瀬古泉930
(3)山号:穴太山 (4)宗派:臨済宗妙心寺派
(5)開創:不詳 (6)本尊:千手観音
(7)その他
1)参考  観音もみじ:町指定天然記念物 推定樹齢300年
2)訪問日:2017年10月11日

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                観音もみじ

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                  山門

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                  本堂


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