成道寺 (岡山県津山市) 俳人西東三鬼の菩提寺

津山市の寺院群がある西寺町には11ヶ寺が集中している。
その中の一つ成道寺は、1604年初代津山藩主・森忠政の開創である。
森忠政は、織田信長の近習で本能寺の変で亡くなった森蘭丸の弟で、
1603年津山初代藩主となり、地名を鶴山から津山へと変更し、津山城
の再建を行い、津山の基盤を築いている。

成道寺の山門は、津山城から北条県庁の門として使用された後、
1902年移築されている。
近代の俳人・西東三鬼(さいとうさんき)の菩提寺で、句墓碑には
<水枕がばりと寒い海がある>と刻まれている。

<岡山県のお寺一覧>

(1)寺名:成道寺(じょうどうじ) 
(2)住所:岡山県津山市西寺町18
(3)山号:転法輪山 (4)宗派:浄土宗
(5)開山:智山 (6)開基:森忠政 (7)開創:1604年 
(8)本尊:阿弥陀如来
(9)その他
1)山門:市指定文化財 江戸時代
2)訪問日:2017年9月3日


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                 門前

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                 山門

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                 本堂


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