泰運寺 (三重県松阪市飯高町) 八角梵鐘

和歌山街道(国道166号)の口窄口(くちすぼぐち)から北へ、
口窄谷を山中へ入る。車1台がやっと通れる林道を1.5km登る。
泰運寺の参道入口駐車場に車を停めて、緩やかな石段参道を登る。
両脇にはもみじ、桜、シャクナゲ、木蓮など四季折々の木々が
迎えてくれる。
特に、紅葉の名所として知られ、<室生、赤目、青山国定公園>の
一画として整備されている。
私の訪問時期は、花のない新緑の木々に覆われた風景であったが、
その新鮮な緑がまたよし。
紅葉時に再度訪れたいものだ。

参道を登りきると、お目当ての八角梵鐘に出会う。
上から口まで八角の梵鐘は珍しく、今までのお寺探索で初めての
拝観となる。
法華経7万文字余りが刻まれ1785年に鋳造されている。
泰運寺の開創は1740年である。

<三重県のお寺一覧>

(1)寺名:泰運寺(たいうんじ) 
(2)住所:三重県松阪市飯高町波瀬631
(3)山号:天開山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開山:泰運了啓 (6)開創:1740年 
(7)本尊:聖観音(子安観音)
(8)その他
1)八角梵鐘:県指定文化財 1785年
2)訪問日:2016年5月15日


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               口窄谷西谷川

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                 林道

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                 参道

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                 参道

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                シャクナゲ

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                 参道

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                 休鶴庵

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                 鐘楼

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                八角梵鐘

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                 本堂


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