長仙院 (京都市中京区) 誓願寺塔頭

京都の繁華街・新京極通に面して建つ誓願寺の裏に塔頭・長仙院はある。
こじんまりしたお寺であるが、<新京極の不思議>の一つに数えられる
<未開紅の梅>がある。
未開紅の梅は、中国原産で古代に日本に伝わった種で、蕾の間は紅色
だが、開くと白の八重が咲く珍しい梅といわれている。
茶菓にも未開紅という京菓子があるほどである。
拝観はできないが、図鑑で想像する。

長仙院の開創は不詳で、1866年の火災で本尊も含めて伽藍は焼失
している。

<京都市中京区、下京区、南区のお寺一覧>参照

(1)寺名:長仙院(ちょうせんいん)
(2)住所:京都市中京区六角通河原町西入る松ヶ枝町471
(3)宗派:浄土宗西山深草派総本山誓願寺の塔頭
(4)開創:不詳 (5)本尊:阿弥陀如来

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                        山門

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