尊光寺 (大阪府貝塚市) カイヅカイブキ

戦国時代に貝塚御坊願泉寺を中心に形成された貝塚寺内町の一角に、
一際目立つカイヅカイブキが映えるのが尊光寺である。
カイヅカイブキはビャクシンの一種で、生垣の植木として用いられる。
もともと関西から全国に広まったともいわれ、名前から貝塚に関係
するのだろうか。
ちなみに、貝塚市の市の木はカイヅカイブキである。
尊光寺のカイヅカイブキは推定樹齢400年といわれている古木であるが、
樹勢は旺盛である。

尊光寺の開創は不詳であるが、1493年真言宗から蓮如上人に帰依して
浄土真宗になり、1588年現在地に移っている。

<大阪府のお寺一覧>

(1)寺名:尊光寺(そんこうじ) 
(2)住所:大阪府貝塚市中850
(3)山号:二位山 (4)宗派:浄土真宗本願寺派
(5)開創:不詳 (6)本尊:阿弥陀如来
(7)その他
1)方便法身尊像(画):市指定文化財 1524年
2)カイヅカイブキ:市指定天然記念物 推定樹齢400年

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                 寺内町

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                 山門

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                 本堂

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               カイヅカイブキ

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