大宝寺 (兵庫県宝塚市)

阪急電鉄宝塚線の北に住宅地が広がる雲雀丘丘陵の一角に、
ため池を前に八坂神社と並んで建つ小さなお寺が大宝寺である。
大宝寺の開創については不詳であるが、八坂神社と神仏習合の
お寺であろう。
八坂神社は1449年の建立と伝えられ、室町時代には大宝寺は
あったと考えられる。
また、大宝寺所蔵の不動明王像が室町時代の造像といわれることからも。

大宝寺の東側を、かっては丹波街道が通っており、明治維新まで
牛頭天王を祭神とした八坂神社は参拝者も多かったのだろう。

<兵庫県のお寺一覧>

(1)寺名:大宝寺(だいほうじ) 
(2)住所:兵庫県宝塚市平井2-16-15
(3)宗派:曹洞宗 (4)開創:不詳 
(5)本尊:聖観音
(6)その他
1)不動明王坐像:市指定文化財 室町時代
2)宝篋印塔:市指定文化財 鎌倉時代末期

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                 全景

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                 境内

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                 本堂

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                宝篋印塔

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                八坂神社


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