長谷寺 (大阪府堺市堺区)

大和長谷寺の開創について諸説あるが、8世紀前半には存在し、
天平年間(729~749年)に聖武天皇が参拝されたといわれている。
それを受けて、徳道上人が753年堺に長谷寺を開創したと伝えられている。
平安時代になると、長谷観音信仰が普及し、全国に長谷寺が開創された。
その先駆けが堺長谷寺である。
現在、全国には250数ヶ寺の長谷寺が存在し、その本尊は十一面観音が
多数占めている。

堺長谷寺は当初、大寺といわれたが、太平洋戦争の爆撃で焼失し、
現在はこじんまりとしたお寺である。

<大阪府のお寺一覧>参照

(1)寺名:長谷寺(はせでら) (2)住所:大阪府堺市堺区宿院町東3-2-5
(3)山号:神栄山 (4)宗派:真言宗豊山派
(5)開基:徳道上人 (6)開創:753年 (7)本尊:十一面観音
(8)その他
1)和泉長谷寺縁起:府指定文化財 室町時代後期

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                        本堂

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