寂光院 (岡山県浅口市) 小閑谷

浅口市には、慈覚大師円仁の開創と伝わるお寺が数ヶ寺あるが、
その開創年は承和年間(834~848年)と伝えている。
円仁は承和5年~承和14年の間、唐へ渡り(最後の遣唐使の入唐僧)、
<入唐求法巡礼行記>を著している。
このことから、浅口市での開創は唐へ渡る前か帰って間もない頃と
いえよう。
開創については不詳な面があるので、寺伝として捉えるのが普通。

山あいに建つ寂光院は木々に覆われた静寂の中に建ち、特に
もみじが多く紅葉の隠れた名所となっており、<小閑谷>とも
呼ばれている。、庭園は浅口市の名勝に指定されている。

<岡山県のお寺一覧>

(1)寺名:寂光院(じゃっこういん) 
(2)住所:岡山県浅口市金光町大谷1055
(3)山号:大谷山 (4)宗派:天台宗
(5)開基:慈覚大師円仁 (6)開創:834~848年 
(7)本尊:聖観音
(8)その他
1)庭園:市指定名勝
2)訪問日:2016年10月10日


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                 外観

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                 参道

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                 庭園

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                 客殿

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                 本堂

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                 大山堂


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