総泉寺 (鳥取県米子市) 米子藩主中村一忠の母の菩提寺

広い敷地の総泉寺は、1607年米子藩主・中村一忠が母の菩提を
弔うために開創したと伝えられている。
この開創の経緯には諸説があり、その一つは藩主の父・一氏の菩提を
弔うためにとか、養母の菩提を弔うためとかなど。
いずれにしても、このお寺は西の堅めのために砦として設計されたと
いわれている。
中村一忠は1609年20歳の若さで亡くなり、藩主は加藤氏に代わるが、
米子藩は1600~1617年の短命に終わっている。
しかし、総泉寺は伯耆西部における曹洞宗寺院の僧録所として栄えた
といわれている。
現在も大寺の面影を残している。

<鳥取県のお寺一覧>

(1)寺名:総泉寺(そうせんじ) 
(2)住所:鳥取県米子市愛宕町38
(3)山号:大龍山 (4)宗派:曹洞宗
(5)勧請開山:実峰良秀 (6)開基:中村一忠 
(7)開創:1607年(8)本尊:聖観音
(9)訪問日:2016年5月1日


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                 総門

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                 参道

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                 境内

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                 山門

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                 本堂

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