正智院 (和歌山県高野町) 高野山子院(宿坊)

壇上伽藍の御影堂裏手に建つ正智院は、永久年間(1113~18年)
教覚正智坊によって開創されたと伝えられている。
鎌倉時代には、<狩場明神>と呼ばれる高野山開創にまつわると
伝承される高野明神が、しばしば正智院に現れたと伝承される。
江戸時代になり、薩摩藩島津氏、福岡藩黒田氏の高野山菩提寺
となっている。
1938年には全焼し再建されている。
国宝、重要文化財など多数の文化財を有している。

<高野山のお寺一覧>

(1)寺名:正智院(しょうちいん) 
(2)住所:和歌山県高野町高野山159
(3)宗派:高野山真言宗高野山子院 宿坊
(4)開基:教覚正智坊 (5)開創:1113~18年 
(6)本尊:阿弥陀如来
(7)その他
1)国宝
  文館詞林残巻12巻:中国唐代の勅撰漢詩文集
2)重要文化財
  不動明王坐像:平安時代初期
  毘沙門天立像:鎌倉時代
  普賢延命像(画):鎌倉時代
  紅玻璃阿弥陀像(画):鎌倉時代
  八字文殊曼荼羅図:鎌倉時代
  銅五鈷鈴:中国唐代
  仏頂尊勝陀羅尼経:739年
3)訪問日:2016年10月20日


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                 全景

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                 山門

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                 客殿

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                 玄関

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                 本堂


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