青龍寺 (鳥取県八頭町) 因幡の成田山

青龍寺は、710年元明天皇の勅願により、中山山頂付近に行基が開創した
浄光寺が始まりと伝えられている。
鎌倉時代には、源範頼の嫡男・吉見範国が築城したといわれる中山城
とも近く、源範頼の帰依も受け大いに栄えたといわれている。
1581年豊臣秀吉軍が鳥取城を攻めた際、中山城も落城し、浄光寺も
兵火に罹り全焼したといわれている。
その後、現在地に移っている。
明治時代に入り、成田山新勝寺から不動明王を勧請し、成田山青龍寺
として再興され、因幡の成田山と呼ばれている。

青龍寺の境内にはサツキが植生され、サツキ寺とも呼ばれている。
裏山からの眺望も良く、親しまれたお寺である。

<鳥取県のお寺一覧>

(1)寺名:青龍寺(せいりゅうじ) 
(2)住所:鳥取県八頭町下門尾46
(3)山号:成田山 (4)宗派:真言宗醍醐派
(5)開基:行基 (6)開創:710年 
(7)本尊:不動明王
(8)その他
1)持国天立像、多聞寺立像:重要文化財 1301年
2)訪問日:2017年9月4日


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                 境内

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                サツキ庭園

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                サツキ庭園

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                 本堂

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                 二天堂

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                 眺望


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