備前国分寺跡 (岡山県赤磐市) 国指定史跡

741年国家鎮護のために、聖武天皇の詔により全国66ヶ国に建立された
国分寺(正式名:金光明四天王護国之寺)の内、備前国に建立されたのが
備前国分寺である。
その後、盛衰を経て、16世紀後半には廃寺となったといわれている。
備前国分寺の伽藍配置は東大寺式伽藍配置で、七重塔が建っていた。
現在は整備され、鎌倉時代に建立された七重石塔や礎石が残されいる。
法灯を引き継ぐお寺は円寿院(赤磐市)といわれているが、定かではない。
円寿院の山号は金光山であり、国分寺の正式名からの由来か。

<岡山県のお寺一覧>

(1)寺名:備前国分寺跡(びぜんこくぶんじあと) 
(2)住所:岡山県赤磐市馬屋
(3)規模:東西175m 南北190m
(4)建立年:不明
(5)その他
1)備前国分寺跡:国指定史跡
2)七重石塔:市指定文化財 鎌倉時代後期
3)訪問日:2017年9月3日


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                七重石塔

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                 金堂跡

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                 講堂跡


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