見宗寺 (長野県辰野町) 戦艦大和の艦長・有賀幸作の菩提寺

戦艦大和の最後の艦長として殉じた有賀幸作は、1897年辰野町に
生まれ、1917年海軍兵学校を卒業し、駆逐艦艦長などを経て、
1944年戦艦大和の第6代艦長になっている。
1945年4月7日、坊ノ岬沖海戦において、アメリカ海軍空母艦載機
386機の攻撃を受け、大和は沈没している。
この時、有賀は羅針儀に自らを縛り付け、大和と共に殉じたといわれている。
この有賀の菩提寺が見宗寺である。

見宗寺は永禄年間(1558~70年)に開創されたといわれる。
立派な楼門が迎えてくれ、境内から見る楼門と借景が有賀中将とだぶって
心に響く。

<長野県のお寺一覧>

(1)寺名:見宗寺(けんそうじ) 
(2)住所:長野県辰野町平出1333
(3)山号:仏谷山 (4)宗派:浄土宗
(5)開創:1558~70年 (6)本尊:阿弥陀如来
(7)その他
1)楼門:町指定文化財 1719年
2)訪問日:2016年7月24日

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               境内からの風景

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                  楼門

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                  本堂


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