遍照院 (愛知県知立市) 三河三弘法

815年弘法大師空海は東国巡錫の折、三河に1ヶ月逗留し、
三体の自刻像を彫って祀ったと伝承されている。
一体は、別れを惜しんで見返った姿の像(見返弘法大師)で、
遍照院(知立市)に。
一体は、別れを惜しんで見送った姿の像(見送弘法大師)で、
西福寺(刈谷市)に。
一体は、別れの涙を流した姿の像(流涕弘法大師)で、
密蔵院(刈谷市)に。
これを三河三弘法と呼んで、三河の弘法大師信仰のシンボルとなっている。

中でも、遍照院の弘法大師信仰は篤く、旧暦21日の弘法大師命日には、
毎月縁日が立ち、多くの参拝者がある。

<愛知県のお寺一覧>参照

(1)寺名:遍照院(へんじょういん) 
(2)住所:愛知県知立市弘法町弘法山19
(3)山号:弘法山 (4)宗派:真言宗豊山派
(5)開基:弘法大師空海 (6)開創:815年 
(7)本尊:弘法大師
(8)訪問日:2016年10月30日


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                 山門

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                 境内

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                 本堂


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