興禅寺 (京都府舞鶴市)

舞鶴市の東部、福井県境の多聞院地区山麓に建つ興禅寺は、
開創は不詳であるが、天台宗のお寺が始まりで、真言宗に変わり、
1625年に臨済宗の禅寺となっている。
興禅寺に祀られている毘沙門天は藤原時代の仏像で、江戸時代には
一時行不明となったこともあり、それに纏わる伝説もあって、舞鶴での
毘沙門天信仰が篤かったといわれている。

住職との会話の中で、小さな集落にあって檀家も減り、その維持管理には
苦労されている。しかし、住職の明るい表情が印象に残った。

<京都丹後のお寺一覧>参照

(1)寺名:興禅寺(こうぜんじ) (2)住所:京都府舞鶴市多聞院864
(3)山号:護国山 (4)宗派:臨済宗天龍寺派
(5)開創:不詳 (6)中興:1625年 椿庭禅師 (7)本尊:釈迦牟尼
(8)その他
1)毘沙門天立像:重要文化財 藤原時代 像高97cm
  地蔵菩薩半跏像:市指定文化財 藤原時代
2)木造多宝小塔:市指定文化財 南北朝時代

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                       興禅寺へ

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                       興禅寺へ

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                      山門と本堂

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                      毘沙門堂へ

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                       毘沙門堂

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