来迎寺 (京都府精華町)

けいはんな学研都市の中心地・精華町の植田地区は旧奈良街道沿いに
できた集落で、古い歴史を持っている。
その集落の小高い処に建つ来迎寺は749年開創されたと伝えられている。
境内の一画に建つ<お千代・半兵衛の墓>は、近松門左衛門の晩年作品
<心中宵庚申>の主人公の墓である。
この作品は大阪で実際に起こった心中事件を題材にしており、お千代の
生家が植田集落にあったことから、来迎寺で菩提を弔われている。

来迎寺のクスノキはお寺のシンボルであり、住民に愛されている。

<京都府南部のお寺一覧>参照

(1)寺名:来迎寺(らいごうじ) (2)住所:京都府精華町植田南六ノ坪59
(3)山号:引接山 (4)宗派:西山浄土宗
(5)開基:行基 (6)開創:749年 (7)本尊:阿弥陀如来

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                        参道

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                        本堂

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                    お千代半兵衛の墓

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                        周辺

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