極楽寺 (香川県さぬき市) 古刹

極楽寺は、729年行基が現在の寒川町石田東極楽寺集落に開創したと
伝えられている。
現在は<極楽寺跡>遺跡として一部残され、瓦や鉄錫杖などが出土し、
四天王寺式伽藍配置であった。
809年火災で焼失したが、821年弘法大師空海が現在の鴨部東山に
再興し、824年七堂伽藍の宝蔵院として整備され、後に談義所(学問所)
として格上げされている。
14世紀に入って、兵火により壊滅し、14世紀中頃、現在地の長尾東へ
移ったといわれている。

古刹の風景を持ち、数多くの文化財が残されている。

<全国のお寺一覧>

(1)寺名:極楽寺(ごくらくじ) 
(2)住所:香川県さぬき市長尾東1194
(3)山号:紫雲山 (4)宗派:真言宗大覚寺派
(5)開基:行基 (6)開創:729年 
(7)本尊:薬師如来
(8)その他
1)薬師如来立像:重要文化財 藤原時代 像高164cm
  薬師如来坐像:県指定文化財
2)両界曼荼羅図:重要文化財
3)鉄錫杖:県指定文化財 極楽寺跡出土
4)唐華双鶯八花鏡:市指定文化財 極楽寺跡出土
5)訪問日:2016年9月11日


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                 山門

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                 山門

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                 境内

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                 本堂

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                 大師堂


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