東林寺 (岐阜県下呂市金山町)

金山町は飛騨川と馬瀬川の交流地点を中心とした飛騨街道の宿場町
であった。
馬瀬川を遡った東岸の山裾に建つのが東林寺である。
参道の奥に建つ山門は鐘楼門形式で、梵鐘と太鼓が吊るされた珍し
い形式で、浄土真宗のお寺によくある太鼓楼と鐘楼門を兼ね備えた
堂々とした姿である。
山門を潜り境内に入ると、樹齢200年以上といわれる百日紅と柊
(ひいらぎ)が目に飛び込んでくる。
東林寺の目玉は本堂格天井の120枚の絵であろう。
1723年本堂が建立され、1752年に天井絵が描かれている。
ご住職の丁寧な説明に有難うございました。

東林寺は1255年天台宗のお寺として開創されたと伝えられ、
1694年再興されている。
風格漂わせるお寺である。

<岐阜県のお寺一覧>

(1)寺名:東林寺(とうりんじ) 
(2)住所:岐阜県下呂市金山町岩瀬771-1
(3)山号:粥川山 (4)宗派:浄土真宗本願寺派
(5)開基:祐西 (6)開創:1255年 
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)山門:市指定文化財 1806年
2)大太鼓:市指定文化財 1782年
3)絵天井:市指定文化財 1752年
4)ヒイラギ、サルスベリ:市指定天然記念物 推定樹齢200年以上
5)訪問日:2015年10月4日


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                 参道

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                 山門

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                  柊

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                 百日紅

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                 百日紅

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                 本堂

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                 絵天井


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