東明寺 (京都府笠置町)

木津川に沿って走る国道163号の有市集落で、木津川に架かる潜没橋を
笠置町飛鳥路へと渡ると、小高い所にお寺と思しき境内がある。
石仏や石塔が建っているが、本堂らしきものはなく、集会所らしき建物
があるのみである。これが東明寺である。
東明寺の開創は不詳であるが、1549年には存在したことは史料から
判明している。
このお寺を知らしめているのは、京都府文化財に指定されている
<大般若経>であり、奈良~室町時代の写経588帖は資料的価値が
高いといわれている。
これの伝来は東大寺~円成寺~東明寺ともいわれている。
東明寺は無住である。

<京都府南部のお寺一覧>参照

(1)寺名:東明寺(とうみょうじ) (2)住所:京都府笠置町飛鳥路東畷
(3)山号:東光山 (4)宗派:真言宗大覚寺派
(5)開創:不詳 (6)本尊:
(7)その他
1)大般若経588帖:府指定文化財 奈良~室町時代

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                       潜没橋

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                        境内

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