成願寺 (三重県津市白山町)

伊勢国司・北畠材親の家臣で、小倭郡の領主であり、小倭上ノ村城主・
新長門守が真盛上人に帰依して、長男や一族の菩提を弔うために
1493年開創したのが成願寺と伝えられている。
真盛上人はここを拠点として布教活動を行い、天台真盛宗の中核寺と
なった。
こうしたことから、文化財も多くあり白山町の名刹として信仰を集め
ている。
上ノ村城跡は成願寺裏山にある。

春の桜、秋の紅葉は見どころとなっている。

<三重県のお寺一覧>

(1)寺名:成願寺(じょうがんじ) 
(2)住所:三重県津市白山町上ノ村1361
(3)山号:慧命山 (4)宗派:天台真盛宗
(5)開基:新長門守経成 (6)開創:1493年 
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)重要文化財
  阿弥陀如来倚像:鎌倉時代 42cm
  仏涅槃図:室町時代前期 兆殿司(明兆)筆
2)県指定文化財
  成願寺文書:室町時代
  真盛筆戸帳名号:室町時代
3)市指定文化財
  梵鐘:江戸時代
4)訪問日:2016年10月27日


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               参道の慧命橋

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                門前の通り

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                 外観

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                 山門

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              山門の石造不動明王

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               真盛上人幼少像

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                 本堂


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