行興寺 (静岡県磐田市) 熊野の長藤
能の代表作<熊野(ゆや)>の主人公(シテ)熊野が病没した母の菩提を
弔ったと伝わるのが行興寺である。
熊野は吉田宿の長者女主人で、平宗盛の寵愛を受けて京で暮らして
いたが、母の病の便りを受けて宗盛に帰郷を願い出たが、受け入れられず、
清水寺桜見物に供をすることになった。
その席で熊野が詠んだ歌を聞いた宗盛は帰郷を許し、熊野は無事に
吉田宿へもどった。
熊野が手植えしたと伝わる藤が<熊野の長藤>と呼ばれ、国の天然記念物に
指定され、その後植えられた5本の藤も県指定天然記念物となっている。
更に十数本の藤を含めて広大な藤棚が広がっている。
私の訪問は6月中旬で藤の季節を逃している。しかし、藤棚の下に入ると、
長い藤の紫が目に浮かぶ。
<静岡県のお寺一覧>
(1)寺名:行興寺(ぎょうこうじ)
(2)住所:静岡県磐田市池田330
(3)山号:摂取山 (4)宗派:時宗
(5)開創:1069年 (6)中興:1290年 真教
(7)本尊:十一面観音
(8)その他
1)十一面観音坐像:市指定文化財 藤原時代
2)行興寺文書:市指定文化財
3)熊野絵巻:市指定文化財
4)宝篋印塔:市指定文化財 伝熊野親子の墓塔
5)熊野の長藤:国指定天然記念物 推定樹齢800年以上
6)長藤5本:県指定天然記念物 推定樹齢400年
7)訪問日:2015年6月14日
山門
藤棚
本堂
国指定熊野の長藤
国指定熊野の長藤
県指定藤
県指定藤
県指定藤
熊野の墓所
天竜川

弔ったと伝わるのが行興寺である。
熊野は吉田宿の長者女主人で、平宗盛の寵愛を受けて京で暮らして
いたが、母の病の便りを受けて宗盛に帰郷を願い出たが、受け入れられず、
清水寺桜見物に供をすることになった。
その席で熊野が詠んだ歌を聞いた宗盛は帰郷を許し、熊野は無事に
吉田宿へもどった。
熊野が手植えしたと伝わる藤が<熊野の長藤>と呼ばれ、国の天然記念物に
指定され、その後植えられた5本の藤も県指定天然記念物となっている。
更に十数本の藤を含めて広大な藤棚が広がっている。
私の訪問は6月中旬で藤の季節を逃している。しかし、藤棚の下に入ると、
長い藤の紫が目に浮かぶ。
<静岡県のお寺一覧>
(1)寺名:行興寺(ぎょうこうじ)
(2)住所:静岡県磐田市池田330
(3)山号:摂取山 (4)宗派:時宗
(5)開創:1069年 (6)中興:1290年 真教
(7)本尊:十一面観音
(8)その他
1)十一面観音坐像:市指定文化財 藤原時代
2)行興寺文書:市指定文化財
3)熊野絵巻:市指定文化財
4)宝篋印塔:市指定文化財 伝熊野親子の墓塔
5)熊野の長藤:国指定天然記念物 推定樹齢800年以上
6)長藤5本:県指定天然記念物 推定樹齢400年
7)訪問日:2015年6月14日
山門
藤棚
本堂
国指定熊野の長藤
国指定熊野の長藤
県指定藤
県指定藤
県指定藤
熊野の墓所
天竜川