雲興寺 (愛知県瀬戸市) 赤津瓦の本堂

瀬戸焼の陶祖・加藤藤四郎は1228年、雲興寺近くの赤津地区
に窯を構えて瀬戸焼を始めたとも言い伝えられている。
赤津地区は瀬戸焼の中心地の一つとして栄えていった。
大正~昭和時代初期にここで焼かれた赤味の瓦を赤津瓦と呼んで
普及された。
その瓦が葺かれた本堂・鐘楼が雲興寺である。
現在では、赤津瓦は赤津地区では生産されていないとか。

雲興寺は1384年開創され、かっては尾張において曹洞宗の
中核的なお寺であった。
性空山人を守護神として祀り、盗難除けの信仰を集めている。

<愛知県のお寺一覧>

(1)寺名:雲興寺(うんこうじ) 
(2)住所:愛知県瀬戸市白坂町131
(3)山号:大龍山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開山:天鷹祖祐 (6)開創:1384年 
(7)本尊:釈迦牟尼
(8)その他
1)鐘楼:国登録文化財 1810年
2)訪問日:2016年2月28日


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                 山門

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                 標石

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                 参道

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                 鐘楼

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                 本堂


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