義宣寺 (福井県勝山市)

1573年織田信長は朝倉義景を滅ぼし、続いて越前一向一揆を治め、
1576年柴田勝家が北陸の統治者として任命されている。
その勝家に信頼を得ていた家臣の柴田勝安(勝政)は勝山地区を統治し、
1580年勝山城を築城している。
この勝安が養父の柴田義宣の菩提を弔うために1577年義宣寺を
開創したといわれている。
勝安は1583年の賤ヶ岳の戦いで戦死したとも生き永らえたとも
いわれているが詳細は不詳である。
勝安の菩提も義宣寺で弔らわれいる。
 
勝安の勝山での活躍も短いが、勝山の基盤整備に大いに貢献した
と伝えられている。

<福井県のお寺一覧>

(1)寺名:義宣寺(ぎせんじ) 
(2)住所:福井県勝山市栄町3-4-24
(3)山号:白麓山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開山:祚玖 (6)開基:柴田勝安 
(7)開創:1577年
(8)本尊:釈迦牟尼
(9)その他
1)柴田義宣墓:市指定史跡
2)訪問日:2015年9月22日

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                 裏参道

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                  山門

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                  本堂

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                  鐘楼


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