般若寺 (静岡県牧之原市)
牧之原市相良地区の山手に印象的な本堂の般若寺がり、ここには
江戸時代中期の江戸幕府老中・田沼意次(たぬまおきつぐ)ゆかり
の遺品が保存されている。
意次は600石の旗本から5万7千石の相良藩主となり、幕府老中
まで昇り詰めた異例の老中である。
老中時期は田沼時代ともいわれ、幕府財政の立て直しの改革に
取り組んだが、反改革グループから<賄賂政治家>と揶揄され、
将軍死亡後には失脚している。
現在から見れば、当然の改革であるが当時の政治状況の中では
早すぎた経済政策であったのか。
相良藩主としての意次は名藩主として地元の偉人と仰がれている。
般若寺は1469年の開創で、田沼意次ゆかりの遺品として
1767年江戸の職人に意次が造らせた陣太鼓や
相良城大書院の杉戸が保存されている。
<静岡県のお寺一覧>
(1)寺名:般若寺(はんにゃじ)
(2)住所:静岡県牧之原市大沢695-1
(3)山号:円覚山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開創:1469年 (6)本尊:聖観音
(7)その他
1)大般若経:県指定文化財 1066年など平安時代
2)杉戸:市指定文化財 江戸時代中期
3)陣太鼓:市指定文化財 1767年
4)訪問日:2016年11月6日
全景
山門
本堂
杉戸

江戸時代中期の江戸幕府老中・田沼意次(たぬまおきつぐ)ゆかり
の遺品が保存されている。
意次は600石の旗本から5万7千石の相良藩主となり、幕府老中
まで昇り詰めた異例の老中である。
老中時期は田沼時代ともいわれ、幕府財政の立て直しの改革に
取り組んだが、反改革グループから<賄賂政治家>と揶揄され、
将軍死亡後には失脚している。
現在から見れば、当然の改革であるが当時の政治状況の中では
早すぎた経済政策であったのか。
相良藩主としての意次は名藩主として地元の偉人と仰がれている。
般若寺は1469年の開創で、田沼意次ゆかりの遺品として
1767年江戸の職人に意次が造らせた陣太鼓や
相良城大書院の杉戸が保存されている。
<静岡県のお寺一覧>
(1)寺名:般若寺(はんにゃじ)
(2)住所:静岡県牧之原市大沢695-1
(3)山号:円覚山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開創:1469年 (6)本尊:聖観音
(7)その他
1)大般若経:県指定文化財 1066年など平安時代
2)杉戸:市指定文化財 江戸時代中期
3)陣太鼓:市指定文化財 1767年
4)訪問日:2016年11月6日
全景
山門
本堂
杉戸