興正寺別院 (大阪府富田林市) 寺内町

室町時代に、浄土真宗などのお寺や道場を中核として形成された
自治権を持った集落を寺内町と呼んでいる。
関西を中心に数多くの寺内町が形成されたが、現在も色濃くその姿を
残すのが富田林寺内町と今井寺内町(奈良県橿原市)であろう。
共に国の重要伝統的建造物群保存地区に指定され、観光客も
数多く訪れる寺内町である。
富田林寺内町は1560年頃、京都・興正寺が荒地を買い取り、
富田林御坊を開創し、寺内町を開発している。

興正寺別院の伽藍は江戸時代に再建されているが、近年、国の
重要文化財に指定されている。
趣のある町並みは散策に持ってこいの町である。

<大阪府のお寺一覧>

(1)寺名:興正寺別院(こうしょうじべついん)
      <正式名:富田林興正寺別院>
(2)住所:大阪府富田林市富田林町13-18
(3)宗派:真宗興正派本山興正寺の別院
(4)開基:証秀 (5)開創:1560年頃 
(6)本尊:阿弥陀如来
(7)その他
1)伽藍:重要文化財
  本堂:1638年  対面所:1856年  鐘楼:1810年  
  太鼓楼:18世紀中頃 山門:江戸時代初期  御成門:1857年  
  築地塀:江戸時代

<寺内町>

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               旧杉山家住宅

<興正寺別院>

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                 山門

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                 御成門

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                 築地塀

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                 鐘楼

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                 太鼓楼

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                 本堂


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