善福寺 (愛知県新城市作手) 奥三河の古刹

新城市作手の山間部にあって、山腹にそって長い参道のある善福寺は、
推古天皇の代(593~628年)に開創されたと伝えられている。
弘法大師空海の十大弟子の一人で僧正までなった真済が若い頃、
各地へ修行に出かけた824年に善福寺の伽藍を建立し再興したと
いわれ、七坊(大坊、岩本坊、池ノ坊、松本坊、中ノ坊、下ノ坊、
杉本坊)の大寺となった。
これら坊の名前が現在も地名として残っている。
その後、盛衰を経て、奥三河の領主・奥平氏によって再興されている。

本堂への参道は趣のある石段で古刹然としている。

<愛知県のお寺一覧>

(1)寺名:善福寺(ぜんぷくじ) 
(2)住所:愛知県新城市作手清岳中ノ坊29
(3)山号:金輪山 (4)宗派:真言宗御室派
(5)開創:593~628年 (6)本尊:十一面観音
(7)その他
1)仁王像2躯:市指定文化財 桃山時代
2)ボダイジュ:市指定天然記念物
3)訪問日:2014年5月11日


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                 参道

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                 山門

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                 仁王像

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                 参道

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                生還の桜

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                 本堂

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                ボダイジュ


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