萬勝寺 (岐阜県恵那市) 飯高観音

恵那市山岡町の山間部に広大な敷地を擁する萬勝寺の千手観音は
<飯高観音>と呼ばれ、厄除け観音として篤い信仰を集めている。
正月の初詣でも多くの参拝者が訪れる日本三大観音の一つといわれて
いる。三大観音には諸説あり。

萬勝寺は、奈良時代に修験道の道場であったが、平安時代に入って
比叡山の慈覚大師円仁が858年頃東国への巡錫の途次に当地を訪れ、
千手観音を彫って祀り、萬昌寺を開創したのが始まりと伝えられている。
1574年武田軍の兵火に遭い全焼したが、1616年萬勝寺として
再興されている。

飯高観音と呼ばれる千手観音は観音堂の本尊で、本堂の本尊は
十一面観音である。

<岐阜県のお寺一覧>

(1)寺名:萬勝寺(まんしょうじ)<通称:飯高観音>
(2)住所:岐阜県恵那市山岡町馬場山田175
(3)山号:飯高山 (4)宗派:臨済宗妙心寺派
(5)開基:慈覚大師円仁 (6)開創:858年頃
(7)観音堂本尊:千手観音 本堂本尊:十一面観音
(8)その他
1)境内:市指定史跡・名勝
2)訪問日:2014年6月14日


画像
                 山門

画像
                 標石

画像
                 境内

画像
                 境内

画像
                 観音堂

画像
                 観音堂

画像
                 本堂


この記事へのトラックバック